イベント情報

【2021/12/7~2022/1/23】郷土資料館企画展「戦争の記憶 -戦後76年-」※終了

2022.01.23

※このイベントは、終了しました。

本企画展が、NHK朝日新聞神奈川新聞などメディアに紹介されました!

愛川町郷土資料館では、開館翌年の2010年夏からほぼ隔年で「戦争の記憶」展を開催しています。2019年に開催した「戦争の企画-戦後74年-」

企画展 戦後 戦争 陸軍 飛行場 愛川町 歴史 内陸工業団地 博物館 学芸員

現在、町の発展の礎となっている内陸工業団地は、戦前は一面の桑畑、戦時中は軍の飛行場として数多くの航空機が離着陸していた場所。この地から戦地に赴き、再び帰ってくることのなかった方も大勢おられます。戦地で同胞の死を目撃された方たちも、齢九十を超えました。

企画展 戦後 戦争 陸軍 飛行場 愛川町 歴史 内陸工業団地 博物館 学芸員

郷土資料館では、悲惨な史実を風化させないためにも、ふるさとの先人たちが体験した戦争の惨禍とそこからの復興の歩みを物語る資料の収集に努めてまいりました。ここに、その一端を紹介するものです。

開催日時・会場等

  • 日時 2021年12月7日(火)~2022年1月23日(日)午前9時~午後5時
  • 休館日 毎週月曜日(1月10日を除く)、12月29日(水曜日)から1月3日(月曜日)、1月11日(火曜日)
  • 会場 愛川町郷土資料館(愛川町半原5287 県立あいかわ公園内)企画展示室・エントランスホール
  • 入館料 無料ですが、県立あいかわ公園駐車場が有料(普通車500円)となります。お身体の不自由な方は、あらかじめ郷土資料館へご連絡ください。
  • 詳しくはチラシをご覧ください。

展示内容

相模陸軍飛行場

企画展 戦後 戦争 陸軍 飛行場 愛川町 歴史 内陸工業団地 博物館 学芸員

相模陸軍飛行場関係写真

企画展 戦後 戦争 陸軍 飛行場 愛川町 歴史 内陸工業団地 博物館 学芸員

高橋正一氏旧蔵資料。相模陸軍飛行場で戦闘機「疾風」の訓練を受けた少年飛行兵15期出身の操縦者であった高橋正一氏。御逝去後、遺言により戦中資料が寄贈されました。

企画展 戦後 戦争 陸軍 飛行場 愛川町 歴史 内陸工業団地 博物館 学芸員

戦闘機「疾風」タイヤ

出征兵士

企画展 戦後 戦争 陸軍 飛行場 愛川町 歴史 内陸工業団地 博物館 学芸員

日章旗寄書、日本陸軍歩兵の装備、三八式歩兵銃、陸軍将校軍服・外套など

銃後の守り

企画展 戦後 戦争 陸軍 飛行場 愛川町 歴史 内陸工業団地 博物館 学芸員

国民服、貯蓄債券ポスター、宮下式消火弾、陶製湯たんぽ、金属供出の感謝状など

復興への足音

企画展 戦後 戦争 陸軍 飛行場 愛川町 歴史 内陸工業団地 博物館 学芸員

昭和23年の飛行場建物群(写真)、半縄青年団による開墾(写真)、哈爾濱引揚団大隊旗、三洋電機製作所カレンダー(昭和26年)など

愛川百年旅SPECIAL『復活の台地』

半原の撚糸産業を支えた桑畑が広がる時代、「相模陸軍飛行場」として戦火を潜り抜けた時代、戦後わずか1年で開墾を成し遂げた開拓のうちの時代、そして県内有数の「神奈川県内陸工業団地」が広がる今。「中津台地」の波乱万丈の歴史を次世代に語り継ぐために作成した動画。全国の映像製作会社などで組織されている「公益社団法人映像文化製作者連盟」主催の映像コンクール「映文連アワード2021」で優秀企画賞を受賞しました。展示室のほか、YouTube愛川町チャンネルでも公開中ですので、是非、ご覧ください。

歴史講座の開催

「戦争の記憶 -戦後76年-」

愛川町郷土資料館では2019年に、収集した相模陸軍飛行場関係写真をまとめ、『相模陸軍飛行場関係写真集』として出版しました。歴史講座では、写真集出版後に新たに寄贈された資料・写真を中心に、企画展の展示内容について、詳しくご説明します。

  • 日時 2021年12月18日(土)午後1時30分~3時30分
  • 会場 愛川町郷土資料館会議室
  • 講師 山口研一(郷土資料館学芸員)
  • 定員 15名
  • 申込 郷土資料館において電話(046-280-1050)受付※先着順
  • 入館・受講料 無料ですが、県立あいかわ公園駐車場が有料(普通車500円)となります。お身体の不自由な方は、あらかじめ郷土資料館へご連絡ください。
  • 詳細は、こちらのリンク先をご確認ください。

図録「相模陸軍飛行場関係写真集」の販売

これまでの「戦争の記憶」展の資料の中から、相模陸軍飛行場の関係写真を一冊にまとめたものです。愛川町郷土資料館・愛川町役場3階スポーツ・文化振興課で一冊480円で販売中です。詳しくはこちらのリンク先をご確認ください。