マジいいね!六 知ってますか?ホウキモロコシから中津箒を作るまで(3)

マジいいね!六 知ってますか?ホウキモロコシから中津箒を作るまで(3)

2019.04.12

「愛川町のこんな素敵なところ、皆さんに知って欲しい」という想いを込めて、「知ってますか?」というフレーズをタイトルに添えてお届けする「マジいいね!ブログ」。

第6弾は、「ホウキモロコシから中津箒を作るまで」シリーズ完結の第三篇をお届けします。

明治初期から昭和30年代にかけ、旧中津村(現:愛川町中津)で発展し、神奈川県下でも、有名な産業の一つだった箒(ほうき)づくり。「箒博物館 市民蔵常右衛門(しみんぐらつねえもん)」を運営する㈱まちづくり山上には、元職人たちから技術の継承を受けた職人たちがいます。

2018年の夏と秋、職人の遠山辰雄さんに取材をしました。第一篇では、畑でのホウキモロコシの収穫から、脱穀、乾燥、保存までの作業、第二篇では工場での「手ぼうき」製造作業を追いました。

シリーズ完結篇となる第三篇では、遠山さんへのインタビューをお届けします。

遠山さんが職人となったきっかけや自身が理想とする箒、ホウキモロコシの栽培から箒の製造までを一貫して行う仕事に対する思いなどを話されています。

今日にあっても、「日常的に当たり前にある道具として、『誰もが使いやすい箒』を作ることを目指す」という遠山さんの言葉から、かつての職人のスピリットが、確かに受け継がれていると感じました。

第一篇、 第二篇と合わせてご覧いただき、中津箒や職人の魅力を知っていただければ嬉しいです。

遠山さんたち職人たちが製造した中津箒は、愛川町内では市民蔵常右衛門2階で展示販売されています 。このブログで紹介した「手ぼうき」のほか、「長柄箒」や「ななめ小箒」、卓上用の「ミニ箒」など、現代の生活に合わせた形で生まれた箒もたくさん置いてありますので、興味を持たれた方は、是非ご訪問ください。

百貨店やイベント等での実演販売や、「ミニ箒」作りのワークショップなども行われています。詳細は、市民蔵常右衛門ホームページフェイスブックページご覧ください。

また、北海道・札幌市にある、「ほうきのアトリエと本の店 がたんごとん」には、㈱まちづくり山上の職人吉田慎司さんのアトリエがあり、吉田さんの奥様が運営するお店では、中津箒や雑貨、本などが販売されています。

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ポケ愛です😄新シリーズ アイカワはイガイなトコロで…‼︎ 北海道の札幌市。地下鉄西18丁目駅から徒歩5分ほどのところにあるビルの一室に、「がたんごとん」というお店があります。 ここは、ほうきのアトリエと、中津箒や雑貨と本を販売するお店。 明治から昭和30年代にかけて中津村(現在の愛川町中津地域)で発展した「中津箒」を、現代の暮らしに合った形で復興させている(株)まちづくり山上の吉田慎司さんのアトリエと奥様が運営するお店で、詩歌を中心とした書籍が陳列されています。 お店に入ると吉田さんが温かく迎えてくださり、手箒の実演を見学することができました。中津の市民蔵常右門にも置いてあるような、手箒や小箒、洋服箒などが陳列されており、店内には箒の原材料となる愛川町で収穫されたホウキモロコシの香りが広がっています。 吉田さんは、短歌などの詩歌にも造詣が深く、歌集や入門書など、詩歌関係書籍の豊富な品揃えで、訪問中も近隣の大学生が本を買い求めていました。アトリエでは、定期的に「がたんごとん歌会」も開かれています。 吉田さんは、箒も短歌も、過去からのつながりが感じられるもので、生活の根本となるものと考えている。それらの大切だと思うところは残しつつ、新しい発想を取り入れながら作品を生み出すことなどによって、生活は豊かになっていくのではないか、と話してくれました。 とても気さくな吉田さんとの話は尽きず、あっという間に時間は過ぎ、別れるのが名残惜しかったです。札幌に来た折にはぜひ、お立ち寄りください😄 @pocketniaikawa #愛ブラ #aikawamachi #aikawatown #welcomeaikawamachi #yokosoaikawamachi #愛川町 #中津箒 #hoki #tanka #traditional #工芸品 #民芸品 #がたんごとん #アトリエ #gatangoton #歌集 #短歌 #詩歌 #俳句 #札幌 #札幌市中央区 #シャトールレェーヴ #605 #ダレカニミセタイケシキ #日々 #暮らし #生活 #散歩 #秋 #2018autum #igerj

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