イベント情報

【2018/10/10~11/30】愛川町郷土資料館企画展 懐かしの学び舎から

2018.11.30

※このイベントは、終了しました。

愛川町郷土資料館では、自然系と歴史系の企画展を、毎年度1回ずつ開催しています。今年度は、夏に自然系の企画展「開館10年~愛川の自然資料~」を開催しました。

そして、「文化の秋」に開催される歴史系の企画展のタイトルは、「懐かしの学び舎から」。

昭和40年代中ごろまで、木製無垢板を釘打ち加工した机といすが一般的でした。だるまストーブは昭和40年代まで活躍し、その後急速に石油ストーブに替わっていきました。

人生最初の学び舎である小学校には、見る人に「懐かしさ」を感じさせる魅力があります。廊下を雑巾がけした思い出や、木板の机に落書きした記憶は、多くの人に共通するものでしょう。時代とともに移り変わる学校生活の様子を、展示されている写真や教科書、文具の実物からご覧ください。

開催期日・会場等

日  時 2018年10月10日(水)~11月30日(金)午前9時~午後5時 ※毎週月曜日は休館

会  場 愛川町郷土資料館 企画展示室・エントランスホール

※本展示に関する事業は全て無料です。期間中の土曜・日曜・祝日は、県立あいかわ公園駐車場が有料となります。

企画展内容

卒業アルバムから ~明治・大正・昭和の学校~

昭和初期の女子児童の授業風景。裁縫が必修科目であり、専用の裁縫室もありました。昭和2年の卒業アルバム掲載写真(所蔵 成瀬和治)

学び舎の品々

昭和10年代はアルミ製か木製が主流だった筆箱、明治・大正期は木製か竹製が主流だった弁当箱。

催し物と学校生活

戦後の運動会 昭和24年から25年の中津小学校運動会。全校遊戯で「鐘の鳴る丘」を演じているところです。戦争孤児を題材にしたNHKラジオ「鐘の鳴る丘」が大ヒットしていました。

学校給食の歴史

昭和30年代から50年代までの学校給食のサンプルや、当時の配膳写真等が展示されています。年代の違う方同士で一緒に展示を見るのも、世代間ギャップを感じて楽しいと思います!

校舎の変遷

公立半原学校縮図 明治12年建築の半原学校校舎が建てられるとき、どのような建物にするか、様々な計画がありました。この図案では、隅石を配したレンガ造りとなっています。実際にはイギリス下見板張りでたてられましたが、破風に朝日をあしらっているのはどの案にも共通しており、これは実際に採用されています。建築後には「朝日学校」の愛称で呼ばれました。

エントランスホールには、南は愛媛県、北は秋田県に至るまで、現存する各地の木造校舎の写真が展示されています。博物館や図書館、おもちゃ美術館などの活用事例も紹介しています。

遊びの世界

少年少女出世双六 昭和元年の「小学六年生新年号」の附録です。スタートの「①学校」から「⑬上がり」まで、男女それぞれ交互に職業が配置されています。

関連講座

この講座は、終了しました。

講座名 神奈戦前の学校建築

日 時 2018年11月4日(日)午後1時30分~3時

会 場 愛川町郷土資料館会議室

講 師 吉田鋼一氏(横浜国立大学名誉教授)

定 員 20名

参加費 無料(県立あいかわ公園駐車場は有料。普通車500円)

申込み 直接愛川町郷土資料館(📞046-280-1050)へ。※10月20日(土)午前9時から申込みを受付けます。

「ふるさと愛川写真展」作品募集

愛川町郷土資料館では、2019年2月に開催する「ふるさと愛川写真展」の作品を募集しています。

テーマ  「ふるさとの自然」

応募資格 愛川町在住・在勤の方。プロ・アマは問いません。

応募期間 11月1日(木)~12月27日(木)

規  格 印画紙によるプリント。カラー・モノクロ可。A4・A3サイズ。組み写真は不可。

応募方法 応募は1人2点まで。1点ごとに応募者の①氏名(ふりがな)、②住所、③電話番号、④年齢、⑤作品名、⑥撮影日、⑦撮影場所を記載して、郵送または直接愛川町郷土資料館へお持ちください。

注意事項 作品の返却を希望される方は、申込み時にお申し出ください。個人の特定が可能な作品は、必ず承諾を得てから応募してください。