竹林に囲まれ、日中でも陽は少なく、川のせせらぎと鳥のさえずりが、普段の喧騒を遠ざけてくれる「いとをかし」な坂です。
龍福寺の上手にある、中津川台地の崖っぷちに伸びる坂道。うっそうと現れる竹林は、最高のロケーションを演出します。
竹林の隙間から木漏れ日が差しこむ景色は、まるでどこかの古道。道幅も狭く、車は通れません。着物を着てチャンバラをしたくなりませんか。
坂の名前の由来は不明ですが、「幣使坂」ともいわれ、神道の祭祀において神への捧げものを奉献する使い「幣使」が通っていたという説もあります。
町では平仮名の「へいしの坂」と呼んでいます。
※駐車場はありません。