田代地区の平山橋そばにあり、町指定文化財の壮大な山門で有名な勝楽寺は、遠州奥山方廣(ほうこう)寺(静岡県浜松市北区)より勧請した半僧坊大権現が祭られていることから、地元では「田代半僧坊」と呼ばれ、地域の方々に親しまれています。
毎年4月17日に行われ、今年で129回目を迎える春の例大祭は、大変賑やかなお祭りで、かつては中津川で競馬、大道芸、相撲大会などの催しもありました。また、1年の間に結婚した花嫁などが、挙式当日の晴れ姿で参拝する習わしがあり、「美女まつり」、「花嫁まつり」とも言われました。
※2020年4月17日(金曜日)に開催が予定されていました「半僧坊 春の大祭」は、新型コロナウイルスの拡散防止のため中止となりました。
正午から午後9時30分まで開催。境内の特設ステージでキッズダンスなどが発表されるほか、祈祷やお茶の振る舞い、写真展などが行われます。参道にはたくさんのお店が並び、家族連れや友達同士のお客さんなどで、大変な賑わいとなります。