愛川町の歩き方&撮り方

戦争の傷跡も残る、文化財。平山橋を渡ってみませんか?

大正期に作られたリベット構造の鋼橋で、その稀少性から、国の登録有形文化財となっています。太平洋戦争時に受けた弾痕が数多く残っています。

橋長112.71m、幅員4.5mの曲弦プラットトラスの鋼橋です。大正2年(1913)、最初に左岸(田代運動公園側)1連のみが鋼橋として作られました。他の部分は木橋で、現在のように3連とも鋼橋になったのは、大正15年(1926)のことです。

アメリカ軍機の機銃掃射を受けたのは、終戦間際の昭和20年(1945)7月10日。現在この橋は、歩行者・自転車専用道路となっていますが、橋を歩いていると、当時の弾痕が見られます。

大正期のリベット構造の鋼橋は稀少となっており、平成16年に国の登録有形文化財となったほか、神奈川の橋100選、土木学会による「日本の近代土木遺産」にも選出されています。

夜にはライトアップが行われ、清流の音とともに、幻想的な空間を演出します。

2018年に東京新宿・アルタビジョンで放映した「だいすき。」(第1回愛川レッドカーペット「あいかわ発見動画の部」最優秀賞)のロケ地にもなっています。

※駐車場はありません。