三増(愛川町)と根小屋(相模原市緑区)をつなぐ三増(みませ)峠。現在は山塊を県道65号(厚木愛川津久井線)の「三増トンネル」が通っていますが、往時の人々は峠越えに大変苦労していたと言われています。
その道中、とても凛々しい地蔵が鎮座しています。建立された江戸時代から約250年、「旅人」が「ハイカー」に変わっても、人々を見守り続ける「三増峠の地蔵」です。「三増峠の地蔵」は、1768年(明和5)、三増の地域の人々が煤ヶ谷(清川村)や信州(長野県)の石工を呼び、作らせたのではないかと言われています。
ルート
愛川町役場から県道65号を北上し、「三増トンネル」の入口手前から始まる、「三増峠ハイキングコース」(「三増峠登り口」の石柱が目印です。)を登っていきます。詳細な位置は、下記MAP及び動画からご確認ください。